40代最高説

ナカダ マキです。

いつの間にか夏至も過ぎ、はや梅雨も終盤。


あっという間に妊娠9ヶ月になりまして。

すいかの季節がやってくると同時に
わたしのお腹もすいか腹になりました。




ぐんぐんのお仕事は6月いっぱいをもちまして
当分の間、お休みさせていただくことになりました。


UPが遅れ気味ですが
6月までの教室風景(ギャラリー)は変わらず担当しております。


7月からは他のぐんぐんスタッフもブログに参加してくれる予定です。
どうぞお楽しみに。





つわりが明けて安定期に入ると同時にみき先生が産休に突入。
仕事量&プレッシャー大幅増の中で
4〜6月はバタバタと過ぎ
お腹をいたわる余裕はなかったものの、幸い深刻なトラブルもなく

しかし貧血&腰痛と股関節痛に悩まされつつ
今日もどうにか過ごしております。




ブログ楽しみに読んでるよ〜
でも最近書いてないね。

というお声をちょこちょこいただくので
久しぶりの今日は
ちょっと長めに書いてみようかと思います。




現在30歳のわたしの中には
「40代最高説」というのがありまして。
つまり40代ともなるといろいろと取捨選択が上手になり、
洗練されたライフスタイルが結実し始めるステキな年代なんじゃないか、
ということなんですけれども。



個人的に20代は
自分はどこまでできるのか、仕事、経済、人間関係、
すべてにおいて最大限に挑む年代だったように思います。


大きな買い物や契約、転職、ひとり暮らし、離島ひとり旅。
ライターになるつもりだった修業時代、東京まで行ってホームレスのおじさんを取材したり、
テレビに出るような著名な方の講義を聴いて、一緒にお酒を飲んだり。
拡大路線まっしぐらというのか、挑戦に次ぐ挑戦の日々でありました。




そんな刺激的な日々は生き方の土台や判断の基軸になる大切な時期ではありつつも、
けっこう疲れてしまったことも確かで。



そういう20代を教訓に、バランスを取るべく試行錯誤し始めたのが今。
つまり30代なわけですが、
縮小路線というか、何かとペースダウンが心地よいなと。

「暮らしはミニマムに。ココロはマキシマムに。」

こんなバランスがいいなぁと思い始めています。



暮らしはなるべく最小限に。
でも単にいろいろ切り捨てただけの無機質な暮らしでない。
ここは、というところにはしっかりこだわる。

無駄はないのに必要なものはちゃんとある、ということ。


それには取捨選択のためのブレない判断軸が必要です。
今までのあらゆる経験を集約して、
自分なりの無駄なく美しい日々を形成していくための
実践中なのが今、というところでしょうか。



ミニマムな暮らしの実践というのはたとえばこんなことです。

結婚を機に部屋にテレビを置くのをやめました。
それぞれ持っていた車を1台に減らしてだんなさんとシェアすることに。
携帯は通話とメールだけ。インターネットやアプリはやらない。
クレジットカードを1枚に絞りました。
買った感じがしないインターネット通販はやめて、お店で店員さんといろいろお話してモノを買う。
ストックはなるべく持たない or  最小限に。


そしてココロをマキシマムに、というのは
こだわりは最大限に持ち、しかし現状は受け入れる、というバランスのこと。

どんな状況も受け入れる。 「無い!」→あるものでどうにかしよう〜 「もうだめだ!」→まぁいっか〜とあきらめる
買おうとしているもののどんなところにお金を払いたいか考える&妥協するときはすっぱり妥協する。
お茶と着付けの教室は行けるだけ行く。→でも今は優先することがあるので潔くお休み中。
もっと習い事したいけど欲張らずに機を待つ。
本当に良いと思った時はケチらない。
優先順位に迷わない。
ことあるごとに和服を着る、冷凍食品はなるべく使わないetc. ささやかな「Myこだわり」をたくさん持つ。

そして・・・ できない自分を許す。
これ大切。



ココロの実践については特に大切なポイントは
ぜんぶ「なるべく」の範囲で。
「無理しない」「あきらめ良く」。

項目として挙がっていることこそが
今までまったくできていなかった or
今もできていないことのなによりの証であり、
たぶんこれからもできたりできなかったりなのでしょう。


まだまだそんなことを繰り返して
ある程度取捨選択のセンスが磨かれて
ようやく形になってくるのが40代くらいからでないのかなと。


「40代最高説」はそんなところからきています。





女性誌を見ていると
人間の女性というのは欲張りな生き物だなと思います。

結婚もしたいし、家事も丁寧にやりたいし
たくさん子どもを産んでちゃんと育児もしたいし
いつまでもきれいなわたしでいたいし
あれもこれも習い事して自分をブラッシュアップしたいし
資格も取って自分の経済を持って、できれば好きな仕事で社会と関わりたい。

という感じなんですね。


そして気がつけばまさに自分がそんな感じになっていて
大きなお腹でぎりぎりまで働いていたり、着付け教室に通っていたり
資格試験の勉強をしていたりするわけです。


あれ?
別にそんなつもりなかったのにという感じですが。

ドタバタの20代、初々しい年齢での婚期を逃している間に
やること&やりたいことをたくさん抱えてしまったようです。


何を選んで、どう生きていくか。


おそらくこれは
誰にとっても人生の問題であって、
どうしたら納得のかたちにできるのかの葛藤は
自分の内面で行われるものなのだと思います。


そういう意味で
結婚や出産で家族が増えて
寄り添ったり共有したり支えたり支えられたりはしつつも
自分の問題は
みんなそれぞれひとりで向かうしかないのではないでしょうか。


遅かれ早かれ、人生のうちには誰しもそういうときがやってきてしまうようです。


わたしの場合はそれが今で。
だんなさんのためでも、子どものためでもない自分のためのこと。
それを、だんなさんのためのこと&子どものためのこととを
並行してやらねばなりません。



不器用なのにいろいろ重なってしまった今は
やれるだけのことをやりつつ
やがてくるはずの実り多き40代を想像しながら
ベストバランスを探り探り過ごしてみようと思います。



ギャラリーは交代しますが
ブログはまたひょっこり書くかもしれません。


中田 巻

























Posted by アートスクールGUNGUN  at 2012年07月10日:14:20 │Comments(0)

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